梅の花が咲くあの頃
我が家の子供たちが小さい頃にはよく梅小路公園へ遊びに連れて行ったもんだ。
現在は水族館などもできレジャー施設として人気のスポットとなり
大いに賑わいを見せているが、以前はただの広場で、平日ならばガラガラであった。
やっと寒さが緩む季節の頃、
我が家の長男が補助輪付きのウルトラマンのキャラクター自転車の補助輪をはずし、
「自転車」に乗る、まさに人生で初めての体験に挑戦すると言い出した。
自転車に乗れるか乗れないかは結局バランスが取れるかどうかにかかっており、
最初から自転車をこぎながらバランスを取ろうとすると、
どうしてもこぐ動作をするときにバランスを崩してこけてしまう。
まずはバランスを取ることだけに集中させるほうが、
手っ取り早く自転車に乗れるようになるのである。
そのうってつけの練習場所が梅小路公園の一番南の東端の公園入り口付近にある。
その出入り口につづく道がだらだらとした下り坂で車は通らないので安全であり、
そう、こがなくても自転車は乗っていて足をあげればゆっくり下って行くのである。
そこで足をあげてバランスを取りながら下っていく練習をさせれば、
案外簡単に乗れるようになり、そのうち自然とこげるようになるのである。
その思惑通り長男も一度こけただけで乗れるようになった。
もうすぐ春がやってくるこの季節に
本日の小さなヒーローがピースをして得意げに笑っている。
ふと気づいたがその後ろで梅の花が咲いている。
この南東の端は「梅こみち」という梅林となっているのだ。
毎年3月上旬には梅まつりも開かれているちょっとした梅花のスポットである。
そんな懐かしい思い出をたどっていると当の長男が
「成人式に着ていく服がない」とほえている。
時の流れは早いと感じずにはいられない。
今年は久しぶりに
「梅小路公園の梅花を見に行ってみようか」
という気になっている。
【梅小路公園へは】
●「京都」駅(JR・地下鉄・近鉄)中央口より塩小路通を西へ徒歩約15分
●JR山陰本線「丹波口」駅より南へ徒歩約15分
●市バス七条大宮・京都水族館前、梅小路公園前下車
現在は水族館などもできレジャー施設として人気のスポットとなり
大いに賑わいを見せているが、以前はただの広場で、平日ならばガラガラであった。
やっと寒さが緩む季節の頃、
我が家の長男が補助輪付きのウルトラマンのキャラクター自転車の補助輪をはずし、
「自転車」に乗る、まさに人生で初めての体験に挑戦すると言い出した。
自転車に乗れるか乗れないかは結局バランスが取れるかどうかにかかっており、
最初から自転車をこぎながらバランスを取ろうとすると、
どうしてもこぐ動作をするときにバランスを崩してこけてしまう。
まずはバランスを取ることだけに集中させるほうが、
手っ取り早く自転車に乗れるようになるのである。
そのうってつけの練習場所が梅小路公園の一番南の東端の公園入り口付近にある。
その出入り口につづく道がだらだらとした下り坂で車は通らないので安全であり、
そう、こがなくても自転車は乗っていて足をあげればゆっくり下って行くのである。
そこで足をあげてバランスを取りながら下っていく練習をさせれば、
案外簡単に乗れるようになり、そのうち自然とこげるようになるのである。
その思惑通り長男も一度こけただけで乗れるようになった。
もうすぐ春がやってくるこの季節に
本日の小さなヒーローがピースをして得意げに笑っている。
ふと気づいたがその後ろで梅の花が咲いている。
この南東の端は「梅こみち」という梅林となっているのだ。
毎年3月上旬には梅まつりも開かれているちょっとした梅花のスポットである。
そんな懐かしい思い出をたどっていると当の長男が
「成人式に着ていく服がない」とほえている。
時の流れは早いと感じずにはいられない。
今年は久しぶりに
「梅小路公園の梅花を見に行ってみようか」
という気になっている。
【梅小路公園へは】
●「京都」駅(JR・地下鉄・近鉄)中央口より塩小路通を西へ徒歩約15分
●JR山陰本線「丹波口」駅より南へ徒歩約15分
●市バス七条大宮・京都水族館前、梅小路公園前下車
京のおひな祭り
京都ではひな人形をお飾りするとき、女雛を向かって左に男雛を向かって右にします。
京都御所の紫宸殿(南向きに建ってます)の御即位の式典に由来し、
太陽が先に当たる側が上の位、「左をもって尊し」という古来の風習によるみたいで
古いしきたりを重んじる京都ならではの飾り方のようです。
なるほど南を向いて太陽が昇る東は左なので
お内裏様をお飾りするのが左側(向かって右)となるわけですね。
京都の地図をみて左京区右京区が『左右逆やん!』と思う所ですが、
なるほど太陽が昇る東が左京区で西が右京区!
長年の謎が今解明されました(笑)
【下鴨神社の流し雛】
流し雛は平安時代に始まったとされる、子どもの健やかな成長を願って小さな人形を子どもの身代わりに川や海に流し厄を払う行事で、ひな祭りの原型とされているらしい。 桟俵の流し雛は、京の春の訪れと共に、恒例3月3日(桃の節句)に下鴨神社の境内に流れる御手洗川で行われ和紙で着物を作り、顔は土を丸め胡粉を塗った素朴な人形に願いを込め、流します。 下鴨神社では、公募で選ばれ結婚を控えた男女が、十二単に衣冠装束姿に身を包み、桟俵(さんだわら)に乗せた和紙人形を境内の御手洗川に流します。 また、各種雛人形が当たる抽選会や、にごり酒、甘酒の接待、琴の生演奏などの行事が盛大に行われます。
京都御所の紫宸殿(南向きに建ってます)の御即位の式典に由来し、
太陽が先に当たる側が上の位、「左をもって尊し」という古来の風習によるみたいで
古いしきたりを重んじる京都ならではの飾り方のようです。
なるほど南を向いて太陽が昇る東は左なので
お内裏様をお飾りするのが左側(向かって右)となるわけですね。
京都の地図をみて左京区右京区が『左右逆やん!』と思う所ですが、
なるほど太陽が昇る東が左京区で西が右京区!
長年の謎が今解明されました(笑)
【下鴨神社の流し雛】
流し雛は平安時代に始まったとされる、子どもの健やかな成長を願って小さな人形を子どもの身代わりに川や海に流し厄を払う行事で、ひな祭りの原型とされているらしい。 桟俵の流し雛は、京の春の訪れと共に、恒例3月3日(桃の節句)に下鴨神社の境内に流れる御手洗川で行われ和紙で着物を作り、顔は土を丸め胡粉を塗った素朴な人形に願いを込め、流します。 下鴨神社では、公募で選ばれ結婚を控えた男女が、十二単に衣冠装束姿に身を包み、桟俵(さんだわら)に乗せた和紙人形を境内の御手洗川に流します。 また、各種雛人形が当たる抽選会や、にごり酒、甘酒の接待、琴の生演奏などの行事が盛大に行われます。